僕はかなりタイピングが速い方だと思うのですが、頻繁に打つ事のある文字列、例えばログインなどで入力を求められるメールアドレスなどは辞書登録しています。
辞書登録とはどういう事かと言うと、「あどれす」と入力して変換すると自分のメールアドレスが変換結果として表れるという事です。
僕の場合は良く使う顔文字とメールアドレスは「@」を変換すれば出てくるようにしていて、他にも会員登録の時などに面倒なので「住所」に住所を入れたりしています。
基本的には記号か英字1字に辞書登録しておくと便利なのですが、Windows機ではデフォルトの状態のまま1字で登録出来るのですが、いつからかMacでは1字で辞書登録出来なくなってしまいました。
しかし、1字の記号や英数字に辞書登録する方法はありますので、その方法を紹介していきたいと思います。
Mac OSのユーザ辞書機能では1字で登録出来ない
とりあえず、Mac OSデフォルトのユーザ辞書機能の使い方を紹介していきます。
まずは、左上の林檎マークをクリックして下さい。
次に、「システム環境設定」をクリックして下さい。
システム環境設定の画面が出てきたら、その中の「キーボード」をクリックして下さい。
キーボードの設定画面が出てきたら、「ユーザ辞書」という項目をクリックして下さい。
ユーザ辞書の登録画面が出てきますので、左下の「+マーク」をクリックすると、新規で単語が登録出来ます。
まず、「@」一字に何か単語を登録してみようとします。
すると、「@」一字に何かの単語を登録しようとすると、「“入力”の欄には漢字または日本語の句読点を入力できません」と出てきて登録させてくれません。
では、次に英数字一字で何か単語を登録してみようとします。
すると、英数字一字に登録しようとすると、「“入力”の欄には2文字以上入力してください」と出てきて登録させてくれません。
という事で、現状Mac OSのデフォルト状態では、英数字や記号一字で単語の辞書登録が出来ないんですね。
結構ショートカットとして辞書登録を使用している人が多いイメージなのですが、これはかなり不便だなと思います。
Google日本語入力を使えば英数字や記号一字でも辞書登録出来る!
じゃあどうするのかと言うと、「Google日本語入力」を使います。
Google日本語入力とは何なのかと言いますと、「IME」と呼ばれる日本語入力サポートソフトだと思って頂ければと思います。
インストールは特に難しい所がないので割愛します。
Google日本語入力をインストール出来たら、右上に青く「あ」と書かれてるアイコンをクリックします。
展開されたら、「辞書ツール」をクリックして下さい。
「Google日本語入力辞書ツール」の設定画面が出てきます。
左側に登録している単語のカテゴリ一覧が表示され、「管理」から追加出来るようになっています。
では、新規の単語登録を行いますので、上の「追加」をクリックしてください。
今回は「・」という単語一字にメールアドレスを登録してみようと思います。
よみ欄に「・(自分の好きな記号や英数字でOK)」、単語欄に「メールアドレス(実際は本当のメールアドレスを入力します)」を入力します。
品詞は特に意味がないので、そのままで大丈夫です。
では、本当に登録した単語が出てくるのかテキストエディタで試してみましょう。
「・」と入力してスペースを押して変換してみましょう。すると・・・?
ちゃんとメールアドレスが変換候補に出てきましたね!これで成功です!
頻繁に使う単語は絶対辞書登録しておいた方が良いですよ!
例えばブロガーさんって記事を書く事が仕事ですが、記事を書いている時に良く使う単語って沢山あると思います。
WordPressのプラグインなどでボタンを作っている人も多いかもしれませんが、僕の場合は「アンカー」で、アンカータグが出て来たり、とにかく無駄なタイピングを極力減らす様にしています。
タイピングが遅い人でも速い人でも関係なく、絶対に導入した方が良い部分だと思いますので、この機会に辞書登録を使ってみてはいかがでしょうか。
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